ご縁があって、「独立行政法人 農業生物資源研究所」(茨城県つくば市)という場所を訪問です。

いわゆるGM農作物(遺伝子組換え農作物)の研究・開発の国内での中心施設。

後学のため?になるかどうか・・・。

 

研究内容の説明を聞きましたが、ゲノムがどうたらこうたら~。

カイコの遺伝子組み換えで、緑色っぽいシルクやオレンジ色っぽいシルクを見せてもらいました。

スギ花粉症が治る?効果が期待できる、スギ花粉米を開発中とか。

食べたくないネーミングだなあ。

 

報道で聞いたことあるかな~程度のことしか知らずなんですが、地道な研究が日々行われていたのでした。

また、この研究所には植物種子・微生物・動物等の遺伝資源を保管してある「ジーンバンク」なる施設がありました。

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見学できる種子貯蔵庫は、常時マイナス1度、湿度30%に保たれ、希望すれば種子を分けてもらえるらしい。

どことなくSFチックな施設です。

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北極圏近くにあるグローバルシードバルトが国内にもあった!。

こっちはジーン(gene=遺伝子)で管理も大変か。

 

その後は、「独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構」(長い名前・・・)の植物工場つくば実証拠点を見学。

ユビキタス環境制御施設内でのトマト・きゅうり・パプリカの栽培検証中。

気温や日当りが完全自動化されています。

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栽培には好適かもしれないが暑い・・・。

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お日様の下に育った作物の方がウマそうに感じるが・・・味はどうなのでしょうか。

 

やや駆け足の訪問でしたが、馴染みのない農林水産省の関連機関を巡る貴重な体験でした。

食に関するとても重要な研究・開発を地道に行っています。

植物工場や圃場があるけど、あまり日が当たらない(失礼?)機関ですかね。

今後は、もっともっと注目される必要があると思いました。

 

職員の方々もどちらかと言うと地味な方が多いような・・・。(失礼続き・・・)