年別アーカイブ: 2019年
師走 朔日 読書について
2019年12月1日 ブログ
~「読書について」他二篇 ショウペンハウエル
・・・「読書とは他人にものを考えてもらうことである。1日を多読に費す勤勉な人間はしだいに自分でものを考える力を失って行く。」一流の文章家であり箴言警句の大家であったショウペンハウエルが放つ読書を巡る鋭利な寸言、痛烈なアフォリズムの数々は、出版物の洪水にあえぐ現代の我われにとって驚くほど新鮮である。
・・・カバー表紙
結論は、読書礼賛~という内容なのだが、何でも読めばいいというものではないようです。
・・・だから悪書の数には限りがなく、雑草のように文学の世界に生い茂っている。雑草は麦の養分を奪い、麦を枯らす。すなわち悪書は、読者の金と時間と注意力を奪い取るのである。この貴重なものは、本来高貴な目的のために書かれた良書に向けられてしかるべきなのに、金銭めあてに、あるいは官職ほしさに書かれるにすぎない悪書が、横から略奪するのである。・・・(P.132)
ベストセラーは悪書か?、では良書とは?。
・・・むしろ我々は、愚者のために書く執筆者が、つねに多数の読者に迎えられるという事実を思い、つねに読書のために一定の短い時間をとって、その間は、比類なく卓越した精神の持ち主、すなわちあらゆる時代、あらゆる民族の生んだ天才の作品だけを熟読すべきである。彼らの作品の特徴を、とやかく論ずる必要はない。良書とだけ言えば、だれにでも通じる作品である。このような作品だけが、真に我々を育て、我々を啓発する。・・・(P.134)
いわゆる古典(本書含む?)を読みなさい~ということか。
その意味では、いままで「読書」していなかったかもしれない。
アフォリズム(格言)にまみれながら~、アホリズムに陥っていた。
今月は「読書」できるか?。
霜月 晦日 お返しの人生
2019年11月30日 ブログ
「五十五歳になったら『お返しの人生』を生きるべし」
「『お返しの人生』には不幸になる道がない、つまり幸せになるしかない」
・・・と定期的に届く冊子にありました。
この出典や真意は不明ながら、自分流に想像します。
印象に残っている・・・ということは、同感の部分があるということか。
この様に考え、実際に行動できたら素晴らしい。
五十五歳には、まだ時間があるので、それまでに『お返し』できるような、体制(物心共に)を整えておかねば~。
そういう気持ちで来月に向かいます。
「自利利他」~の気持ちなのか。
ウイスキーはお好きでしょ?
2019年11月29日 ブログ
北海道に行ってから「ウイスキー」が気になっていたら~タイムリーに、素敵なモノをいただきました!。
ストラスアイラ12年!貴重品!。
ネーム入りロックグラスを添えて!。
現在は横浜在住の、某飲料メーカー元石川支社長氏から、新しい門出祝い?としていただきました。
新しい門出・・・あまり意識していなかったが、そう言われればそうか~。
ありがとうございます!。
感涙・・・。(;’∀’)
大事にいただきます。
眠りを妨げるもの
2019年11月28日 ブログ
午後10時過ぎに就寝しようと横になる~耳を澄ますと、外から航空機らしき音が微かに聞こえる。
こんな時間に市街地を飛ぶ便もあるのだなぁ・・・。
以前の商業施設管理の際は、この時間帯に航空機のような音が聞こえたら・・・それは、建物に設置されている強制排煙機の作動音かもしれない!と、オチオチ寝ていられなかったなぁ~と思い出した。
夜間警備員さんからの緊急連絡先にもなっていたので、そのような連絡がないことで安心したが。
仮に連絡があっても、イタズラか誤作動ばかりだったのは不幸中?の幸い。
火報発報、イタズラ通報、停電騒ぎ、水漏れ、不審者侵入・・・いろんな事があったものだ・・・思い出すと寝れなくなったが・・・目覚めたら朝でした。
変な夢を見なくてヨカッタ?。
キング・オブ・ブレンダー再び
2019年11月27日 ブログ
視察の続きでニッカウヰスキー余市工場へ。
こちらも約3年ぶりですが~やはりインバウンド多し。
有名になり過ぎて、貴重品となってしまったジャパニーズウイスキーは、ここでも入手不可です。(一部試飲はできる。)
キング・オブ・ブレンダーも苦笑い?。
そして、札幌といえばラーメン天国。
有名な、け〇きラーメンを〆にいただくという暴挙に・・・。
視察研修の宿命?。
青年部視察
2019年11月26日 ブログ
この時期は商店街の視察シーズン?(先週)ということで、札幌です。
北海道でもこの時期の降雪は珍しいというが・・・確かに寒い!。
3年前にも訪れていたが、当時より外国人観光客が増えています。(雪見か?)
それと思しき団体がいなかったら、札幌のメインストリートも人出が少なくなるのではないか?と思われるほど。
各地で観光公害~なんて、いわれ始めているが当地でもそうなのでしょうかね。
水面下で人口減が進む現代~これからの日本としては難しい問題です。
オモテナシ~日本流接客も維持できなくなるかも。
そして北海道といえばジンギスカン!。
個人的には苦手なのだが・・・コレ(ラム肉)はOKでした。
某〇べログの評価どおり、美味しいが・・・。
そこは、とても個性的なお店で好き嫌いが分かれると思われます・・・お店流のオモテナシ?なのでしょうか。
怪獣生物学入門
2019年11月25日 ブログ
「怪獣生物学入門」倉谷 滋
・・・ゴジラ、ガメラ、マタンゴ、ドゴラ、『寄生獣』のパラサイトなどなど、怪獣たちは日本のSFを牽引し、最近では海外での評価も高まっている。
その一方で、怪獣たちは荒唐無稽な作り物のように思われてはいないか。
怪獣とはどのような生物なのか?その形態や劇中の設定、登場人物たちの台詞などを手がかりに、生物学的な視点で徹底的に考察していく。そこから見えてきたのは、科学とSFを繋ぐ新たな発見だった。・・・(本書カバー)
日本の最高知性が集まる理化学研究所の主任研究員である著者が「怪獣愛」を本気で著したのが本書。
かなり?マニアック・・・マタンゴ?ドゴラ?といった怪獣映画タイトルに加えて、映画に登場するサブキャラクター(怪獣・人物)にも鋭く切り込んでいます。
怪獣やキャラクターが、どのような姿形をしているのか?ネットで確かめながら読み進める~。
あ~コレは見たことある!、コレは初めて!を繰り返すのでした。
以前からある類似?する「空想科学読本」の世界観とも違う。
生物学・科学的にしっかりと検証しています。
・・・というわけで、進化というプロセスを考える限り、「大きすぎる体を持つと、自重で骨格や筋が保たず、潰れてしまう」という理屈は、怪獣が存在できない理由としては不適切と言わねばならない。むしろ、「自重で崩壊するほどのサイズや体重は、進化的には実現できない」と言うべきなのである。これが、怪獣の実在可能性にまつわる最大の困難なのである。そして、まさにその理由で現実世界に怪獣はいない。ここから再び導かれる結論がすなわち、「スケール問題の確信犯的無視こそが、怪獣映画を支えている屋台骨なのだ」、ということになる。・・・(P.138~P.139)
このように、何とも学術的な「開き直り?」(失礼)が展開されるのでした。
オタク~といえばそうなのだが、著者のことをそう言ってもいいものか?。
科学者を目指す原点は「怪獣」なのでした。
起動~更新~終わらない
2019年11月20日 ブログ
溜まっている経理・総務作業を行おうとPC電源入れてプログラムを動かしたら・・・更新が始まり・・・そして、なかなか終わらない件。
5分くらい?と思っていたが30分は経っているぞ!。
壊れたワケではないと思うけど・・・時間かかり過ぎ。
カンベンしてくださいよ・・・。(^_^メ)
タマにではなく、頻繁に起動している方が良かったのかな・・・。
江戸視察
2019年11月19日 ブログ
視察でお江戸。
・・・チョッと前まで、北陸新幹線の金沢~東京間が不通・・・ということで、大騒ぎしていたことが信じられない・・・。
宿泊が浅草だったので、人出が少ない早朝の浅草寺境内からのワンショット。
昨夜の喧噪?とは、正反対の朝の静寂・・・より一層の静けさです。
この日はフリー?ということで、国立東京博物館で開催中の特別展示「正倉院の世界ー皇室が守り伝えた美」まで~。
会場入場まで30分待ち・・・暑からず寒からずの好天でヨカッタ。
人混みで疲れましたが・・・。
正倉院収蔵の貴重な宝物もさることながら、個人的には展示終盤の映像展示(8K映像?)が臨場感MAXで印象に残っています。
これが家庭のテレビで観れるとなると・・・スゴイ!。(チョッと変わった感想)
近隣の美術館・博物館でも興味ある展示が目白押し。
こういうトコロは、やはり東京~首都だなぁ。
スゴイです。