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年別アーカイブ: 2022年

選挙行こう

石川県知事選・金沢市長選・同市議補選が3月13日に迫っています。

少し前から、SNS上でも各候補予定者を巡る動静や、候補者を支持するような内容を見かけるようになりました。

ネット上の選挙活動らしき内容~はグレーゾーン?との思いは以前からありますが、問題になっていないところを見ると、とりあえずセーフなんでしょうね。(^_^;)

そして、候補者が多いということで、全国的にも注目されているようです。

失礼な例えながら、品揃え豊富なお店がお客さんに支持される人気店であるように、お客立場(有権者)としては選択肢が多いのは良いことかと・・・。

選ぶのに迷いますが、コレしかない~じゃなくてコレもアレもソレも~イロイロある方がいいに決まっています。

○○でいいだろう!○○にしなさい!~から、○○がいいと考えるので○○にします~へ。

失礼続きな内容でしたが、選挙らしい「選挙」が迫っています。


ブラックボックス

「ブラックボックス」 砂川文次 第百六十六回芥川賞受賞作

・・・歩行者用の信号が数十メートル先で明滅を始める。それに気が付いてか、ビニール傘を差した何人かの勤め人が急ぎ足で横断歩道を駆けていく。佐久間亮介は、ドロップハンドルの持ち手をブラケット部分からドロップ部分へと替えた。上体がさらに前傾になる。

サドルから腰を上げ、身体を左右に振って回転数(ケイデンス)を上げる。車体は、振られた身体とはほんのわずかだけ逆方向に傾くが、重心は捉えている。雨音の合間を縫うようにしてラチェット音が聞こえる。速度が上がるにつれて頬を打つ雨粒一つ一つがちくりとした痛みを伴うようになった。

信号なんかで足止めを食らいたくなかった。・・・

 

冒頭から緊張感・臨場感あふれ出ています。

自転車やライダーのヘルメットにカメラが付いている感じで、主人公と一緒に走っているような感覚。

転倒した際の痛みも~。

 

主人公のサクマは書類などを自転車で運ぶメッセンジャー。

収入は高くなく不安定なスポット仕事を請け負う個人事業主で、今風にいうならギグワーカー。

加えてコロナ禍が背景にあります。

サクマだけではない、多くの人が~若者が持つ不安、葛藤、怒りが、やがて許容量を超えて爆発・・・塀の中に行ってしまう。

客観的に見るとどうしようもない人物かもしれないが、自己責任だ!と片付けるには行かないような気もします。

 

・・・自分はずっと遠くに行きたかった。今もそのように思っている。ここで感じる不快感と安心感は両立している。・・・

 

人の心は「ブラックボックス」。

小説だと何となく推し量れるが、現実は自分自身も手を触れることができない面がある?のかもしれない。

仕組みは、よくわからないが動いている社会もそうかも。

現代社会は「ブラックボックス」だらけ・・・。


Coke is it!

「350だと少ない」という声も・・・スーパーから500ミリリットルのコカ・コーラが消えたワケ~というネット記事。

そうなんだ~と、アルビス笠舞店の飲料コーナーを見てきたら、500ミリ~しっかり陳列されています。

2リットル、350ミリ、160ミリ缶もありましたが、記事にあった700ミリは無かった。

メーカーが製造を止めたのではなく販売地域の特性に合わせているだけなんだが・・・何でも記事になります。

久しくコーラ飲料は飲んでいなかったなぁ。

おそらく、記事=PR用のタイアップ記事なんでしょうね。

久しぶりユーザーを掘り起こせたでしょうか?。

爽やかテイスティ・・・だけど、糖分多いから飲まなくなりました。


夢の中へ

コロナ禍の規制下で、外出機会が激減しています。

自宅と会社の往復が続く・・・。

 

近頃は、旅行へ行く夢をみる機会が増えたような気がします。

具体的な場所はハッキリしないが、何処かに向かう途中だったり、駅や空港らしき場所や温泉地?だったり。

誰かと会話もしているようなので一人ではなさそう(誰かは不明・・・)。

夢には願望や潜在意識が現れるともいいます。

旅行に行きたいなー、現実逃避かなー。


ゴミ当番・・・

久しぶりに町内会の資源ゴミ当番。

担当場所で朝7時から8時半まで滞在・・・晴れていたがとても寒い!。

防寒対策はしたつもりだったが、作業用の薄い手袋では手がかじかむのでした。

ジッとしていると寒いので、あちらへこちらへウロウロ~。

定時に撤収~戻って飲んだ熱いコーヒーが美味い!。

 

・・・当日の午後から回収容器やネットの後片付けをします。

当地は比較的に、違反ゴミは少ないがマレに変なモノが混じっていることもありますが~今回は無事?に任務完了。

年に数回程度、回ってくるゴミ当番・・・年配者はツライだろうなー・・・かといって、代わります!とも言わない自分がいます。

できる限り担ってもらうしかないのかなぁ。

 

住民向けサービスの地元負担です。

都心部のマンション等集合住宅は、時間を気にせずにゴミを集積場所に出せばいいが、当然ながら費用が発生。

ゴミ収集や道路の除雪作業の有無も、自ら行うか、誰かにやってもらうか?。

いつかは切実な問題になると思われる。


ふたりの証拠

「ふたりの証拠」 アゴタ・クリストフ

・・・戦争は終わった。過酷な時代を生き延びた双子の兄弟の一人は、国境を越え、向うの国へ行った。もう一人はおばあちゃんの家がある故国に留まり、別れた兄弟のために手記を描きつづける。厳しい新体制が支配する国で、自分がなにを求め、どう生きていったかを伝えるために・・・。(本書カバー)

悪童日記」三部作の第二作。

「ぼくら」の名前や、各登場人物の固有名詞が明らかに?なります。

アイデンティティが得られた・・・というか中身はどうであれ、国や言語を取り巻く環境が少しは安定してきたからでしょう。

戦後の混乱から「ハンガリー動乱」と思われる政変が物語の背景にあります。

そんな中でも、留まった「ぼくら」の一人リュカ(LUCAS)の生活環境が、以前よりかなり良くなっていて安堵・・・。

加えて15歳ほどなのに、幼い子を引き取って育てることになります。

本当に、あの「ぼくら」なのか?、なにか特殊な理由があるのか?と、勘ぐってしまう。

前作より安心?して読めるが、新たな謎が散りばめられています。

 

終わり間際に現れた、もう一人の「ぼくら」クラウス(CLAUS)でさらに???。


自称○○産

輸入アサリが自称熊本県産だった件・・・巷を騒がせている産地偽装問題。

食肉~果実~魚類~以前から問題にはなっているが、いまだに騒ぎを巻き起こすことがある。

鮎やウナギもソモソモ偽装とはいわないが、産地自称の化粧水に浸っているような~。(^_^;)

国産品~地元品志向は良いことですが。

「産地」というブランドに不信感を持たれないような対応を求めます。

「ブランド」は信用・信頼の証。

信用・信頼は築き上げるにはとても時間がかかるが、些細なことで一瞬に失うこともあります。

産地も組織も人間も同じ。

言っていることではなく、やっていることがその「正体」。


「やりがい搾取」の農業論

「やりがい搾取」の農業論  野口憲一

民族学者兼現役レンコン農家の著者が日本農業の成長戦略を語ります。

タイトルからして「やりがい搾取」~挑発的。

本書帯の「ずっと豊作貧乏」「キレイゴトの有機農業」「スマートじゃないスマート農業」といった刺激的な言葉が目を引きます。

帯裏面にも~防共政策としての農地改革が生んだ「共産主義的価値観」/技術力のない農家ほど「政治」に走りやすい/反体制運動としての有機農業・・・とあり、本書中で詳細が語られる。(農協批判か?・・・)

 

・・・仮に雇用労働者ではなく事業主であったとしても、働くことが楽しいのは「自由意志が存在している時」です。労働に限らず、どんなに楽しい趣味でも、強制されたり、生活のために何が何でもやらなければならなくなったりすると、楽しくなくなってしまう。・・・(P.97)

上記の「仕事」と「労働」についての考え方に共感です。

愛情をこめた「仕事」の結果として収穫された作物と、苦役としての「労働」の結果として収穫された作物の評価(価格)が変わらなかったら・・・著者の言う「やりがい搾取」に通じる。

最近、話題になる「植物工場」や「スマート農業」についても、栽培作物への惜しみない、湧き出る「愛情」(ソフト)が足りないと、どれだけ栽培環境(ハード)を整えても良い作物、高価格で取引される作物はできないと断言。

・・・確かに納得できる。

先ずは「愛情」ありき~それに技術・環境整備が伴っての「良い作物」。

農業は「きれいな部分」だけではない(当たり前)、泥まみれにもなる。

「やる気」ではない~「愛情」があれば・・・なんでもそうだなぁ。


獄激辛ヤキソバ

某○ヤングの獄激辛ヤキソバを自宅食品ストックで発見。

かなり以前に買って放置状態でした。

賞味期限が先月で切れているな・・・。

処分するにはもったいないので食べてみます。(多分大丈夫!)

 

湯切りをして添付ソースをかけて一口食べてみたところ・・・本当に獄激辛でした・・・。

しばらく口腔内は麻痺、リアル汗。

尋常じゃない辛さで食べられないため、処分しようかと思ったが、ヤキソバをザルに移し水洗いした後、キャベツとウスターソースを足してフライパンで炒め直すことにしました。

その結果、ほんのりと辛さが残る程よい感じに・・・。

最初からこれでヨカッタのです。

無理して食べると間違いなく身体に良くないと思う。

メーカーの商品開発も命がけ?だったのでは。

「獄激辛ヤキソバ」~ネタとしてはオイシイのかもしれないが、そのまま食べるのは年齢関係無く止めた方がいいです。

気分は若い?が無理は禁物・・・そもそもなんで買ってあったのだろう?。

・・・ショーモナイ内容でした。(^_^;)


延びるか?

各地に適用されている「まん延防止等重点措置」が延長されるようです。

当地は2月20日までの予定だが、これも延びるかもしれない・・・。

春なのにまたモヤモヤが続くのか。

誰や何が~どうのこうのではないが、ニュースを見るたびに増えていく感染者数にウンザリです。

もう数字を見ても驚かなくなっているし・・・。(>_<)

オリンピック競技の記録が伸びるのはいいが。


大人のいじめ

「大人のいじめ」 板倉昇平

・・・「大人のいじめ」が、いま増加している。

いじめというと、主に学校を舞台に、加害者も被害者も子どもというケースを思い浮かべるのが一般的だろう。

一方で、大人のいじめという言葉からは、どんなものをイメージされるだろうか。田舎のムラ社会、親戚付き合い、PTA・・・。SNS上で巻き起こる、有名人に対するバッシングを想像する人もいるかもしれない。大人のあいだでも、様々な空間や組織で、いじめが起きている。

本書では、その「大人のいじめ」の中でも、「職場のいじめ」に焦点を当てていきたい。・・・(はじめに)

 

労働問題に取り組むNPO法人「POSSE」を設立に携わった著者が、同法人に寄せられた「職場のいじめ」案件を紹介して、その解決への道筋を示します。

中には、ホントかな?と思える内容もあり、そんな事例が続いたのでやや食傷気味に・・・とはいえ、事実だから「ブラック企業」としてメディアに取り上げられたり、社会問題化したのでしょう。

職場環境悪化が原因で、いろんなハラスメントが起きる。

その職場環境悪化の原因は企業にある・・・ような書き方が目立ちますね。

企業側(一応)の立場としては、一方的に決めつけなくても~聞く耳は持っているから!と言いたくなりました。

企業規模にもよるかもしれないが、いろいろと対策はとれるかと(多分・・・)。

 

また、以前は言葉すら知らなかった「発達障害」が、いじめ原因にもなっているようです。

複雑化した現代社会で、何処ででも発生し得る、ストレスはけ口としてのいじめ・・・。

そして、当事者間の認識ズレもあり、コミュニケーションとハラスメント(いじめ)の境界が分かりづらくなっている。

なんとも嫌なことながら、いろいろ思い返してみると~アレはそうだったのか?ということもアリやナシや・・・。

 

読後のモヤモヤが続く。


固定観念を捨てる

「易経」一日一言~2月8日 固定観念を捨てる

剛柔(ごうじゅう)相易(あいか)わり、典要となすべからず、ただ変の適(ゆ)くところのままなり。(繫辞下伝)

・・・「剛柔」は陰陽。「典要」は常なる約束事、常の規則。陰陽は常一定ではなく、時に転化するにものである。ある時は良いとされるものが、ある時は悪いとされる。だから物事の変化動向を正しく見極めるには、まず一度、良し悪しの固定観念を捨てて、混沌とした変化をそのまま見つめることが大切なのである。・・・

 

~とはいうものの、固定観念を捨てるのは、なかなか難しい。

頭の中も、加齢~経年劣化とともに思考が固定化しつつあります。

常に情報入れて、ヴァージョンアップしていなければ。

・・・と自分に言い聞かせています。(;^_^A


JPCZ

先週末は寒波襲来!。

ダラダラ~とは降り続くことはなかったが、除雪に明け暮れました。

日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)Japansea Polar  air  mass  Convergence Zone ~が発生した影響のようです。

聞きなれない言葉?と思っていたら4年前や昨年の豪雪も、このJPCZの影響だそうな。(有名な?38豪雪も。)

北陸~日本海側を中心に滋賀県等の内陸部にまで豪雪をもたらす。

朝鮮半島北部にそびえる白頭山やその周囲の長白山脈の影響が指摘されているらしい。

北某国方面からやって来るのは、飛翔体Xだけでは無かった・・・。


ブルシット・ジョブ

「ブルシット・ジョブ」という言葉があるそうです。

・・・被雇用者本人でさえ、その存在を正当化しがたいほど、完璧に無意味で、不必要で、有害でもある有償の雇用の形態である。

とはいえ、その雇用条件の一環として、本人は、そうではないと取り繕わなければならないように感じている。・・・(ウィキペディア)

要は、クソどうでもいい仕事~らしい。

 

そんな仕事って具体的にはなんだろうか?。

ウィキペディアには、「ブルシット・ジョブ」の種類として、①取り巻き ②脅し屋 ③尻ぬぐい ④書類穴埋人 ⑤タスクマスターが載っていました。

それぞれに具体的職種?もあったが「クソどうでもいい仕事」なのかは、判断出来ません。

言葉だけが一人歩きして、都合よく解釈される危うさも感じました。

 

無駄な「仕事」はないと思っています。

もし~やっていることが「ブルシット・ジョブ」ではないか?思えたら、それは本来の「仕事」ではなく、違うことをやって「仕事」しているフリをしているだけなのでは?。

ムタムタ考・・・です。


あやうく一生懸命生きるところだった

「あやうく一生懸命生きるところだった」 ハ・ワン=文・イラスト 岡崎暢子=訳

・・・あと10分我慢して登れば山頂だと言われて ひぃひぃ登ったのに 10分たっても頂上は現れなかった。 もう少しだよ、本当にここからあと10分だから~。

その言葉にダマされながら 40年も山を登り続けてきた。 ここまで登ってきたついでに もう少し登ってみることもできる。

必死に登り続ければ 何か見えてくるかもしれない。 でも、もう疲れた。 気力も体力も底をついた。

チクショウ、もう限界だ。・・・(本書カバー)

 

1ウォンでも多く稼ぎたいと、会社勤めとイラストレーターのダブルワークに奔走していたが、「こんなに一生懸命生きているのに、自分の人生はなんでこうも冴えないんだ」とやりきれない気持ちが限界に達し、40歳を目前にノープランのまま会社を辞めフリーのイラストレーターとなった作者だが、仕事のオファーは無く、さらには絵を描くこと自体それほど好きでもない決定的な事実に気づく・・・と、目も当てられない状態。

しかし、韓国の過酷な競争社会で、作者は3浪したとはいえ、曲がりなりにも有名美大を卒業しているので有能な人物かと思います。

でも現実は厳しかった・・・。

 

マイナス自己啓発本?~読み手の年齢・環境によって捉え方がかなり変わってくると思います。

とても読みやすいが~誰にでも薦められない気がする。

この手の本が求められる社会は、成熟~衰退移行社会、超格差社会・・・いずれにしても、将来に希望が持てる社会ではない気がしました。

 

徴兵制度で2年間兵役に就いた・・・と作者は語るが、この2年間については皆目記述がありません。

書きたくないのか?書くほどではないのか?ここで擦り減ってしまったのか・・・。

詳細プロフィール不詳の作者は、ヒョッとしたら韓○政府が世論懐柔のために仕立てたエージェントなのかも?~と深読みしてみる。


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