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疲れすぎて眠れぬ夜のために

「疲れすぎて眠れぬ夜のために」 内田 樹

 

先日の課題書選びで候補に挙がった一冊です。

内田ワールドに引き込まれる・・・。

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付箋をタクサン張り付けました。

理想と現実の差が「悩み」の根源。

すべてを肯定してくれるような包容力を感じる。

それらを、優しくほぐしてくれるような読後感でした。

 

不思議なモノで、直感で「読みたい!」と思った本には、いくつもステキなフレーズがあらわれることが多いと思います。

本書にあった「身体感受性」の一部だろうか?。

 

チャベチャベながら、後半の資本主義批判と取れる内容が、まるで現在の金沢における「北陸新幹線経済効果」に、当てはまる。

 

7年前が初版の本なのに・・・。


ウマいもんだ

昨日の一麺。

関西のテーマパーク土産で、その名も「すぱいだぁ麺」しょうゆ味。

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何とも関西テイスト満載です。

久しぶりにカップ麺を食べたが、以外と旨い!。

製造は日清食品なので、その辺は抜かりなし?。

しかも、クモの8本足に因んで8種類のスパイスで味付けされていたり、ネーミングといいコテコテ~ですね。

スパイダーマンの版権元が、よくOKを出したものだとも思う。

モットも、このテーマパーク自体も国産や舶来キャラがいたり、ケッコウなんでもアリになってますケドね。

 

サスガに商売上手です。


キューバしのぎ!

「新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方」 池上 彰・佐藤 優

博覧強記・知の巨人たちが語る、現代の世界情勢とその見方。

ただし、副題?の僕らのインテリジェンスの磨き方~は不要だと思った。

本帯のキャッチコピーレベル。

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~世の中には旧来型の戦争観をもっている国がある。

戦争の勝者には、歩留まりはいろいろだけれども、戦利品を獲る権利がある。

そう思っているのが、ロシアであり中国であり、イランだ。ウクライナもそうだ。

民主主義国は、極力戦争を回避して外交によって解決しようとする。

ところが戦利品が獲れるという発想をもつ国は、本気で戦争をやろうとする。

すると、短期的には、戦争をやる覚悟をもっている国のほうが、実力以上の分配を得る。

これが困るところなんだ―(P.79)

佐藤 優の知人(イスラエル政府の要人経験者)が語るオソロシイ見方・・・がサラッ!と描かれていて驚き!。

戦国時代か・・・現代版帝国主義か。

 

民族と宗教の問題は、経済問題以上に根深く相互理解が、困難であるということがよく分かりました。

同時に、日本は誠に平和な国であるということも。

 

「ヘーゲルは歴史は繰り返すと言ったが、そのとき一言付け加えるのを忘れていた。一回目は悲劇として、二回目は喜劇として」。(P.250)

好奇心の他でも、歴史を学ばなければ・・・。

 

そして巻末のオチが秀逸です!。


電源コードの謎

iPhone電源コードの被膜が剥がれてきた!。

応急処置で絶縁テープを巻いて目玉クリップではさんで固定し使っています。

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デスク上で充電するなら、別のクリップと併用して・・・チョッと使いやすい。

見た目は良くないが。

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しかし、持ち運びに不便なので、〇〇電器で予備の充電コードを購入しました。

・・・ところが、何故か4~5日で充電できなくなる。

コンセントやUSBポート、本体にはシッカリと接続されているのだが、なんで?純正品でないとアカン?。

本体の再起動もしたけどダメ。

電源コードに相性があるのでしょうか。

何でだろう?。

 

iPhone購入店で、問い合わせたところ純正品以外のコード不具合は頻繁にあるそうです。

ちゃっかりしているな。

同時に、お得な(多分)料金プランの提案があり申し込みました。

やるな~。


本選び

本日19日(火)は、設備点検のために1階部は休館とさせていただきます。

なお、地階・クリニック棟の営業は通常通りとなっています。

以上、営業案内でした。

 

・・・さて、次回の「KANAZAWA 本の森 読書会」の打ち合わせを行ないました。

課題本を決めなければなりません。

 

前回の「フランス人は10着しか服を持たない」のようにベストセラーで軽めのモノにするか、ガラリ!と雰囲気を変えてしまうか?。

各人が本を持ち寄り、どんな本を選ぶかを、アーでもないコーでもない~と話し合います。

会場が市立図書館ということもあり、宗教や政治的であったりする内容は、NGという枷が付いて回る。

正直、こんなんの方が盛り上がると思うのですが・・・。

 

「今まで、小説ジャンルは取り上げたことがないが、試しにやってみようか~?。」

「ギリギリセーフみたいな思想的のヤツもどうか。」

 

喧々諤々?の末、暫定として

「日の名残り」 カズオ・イシグロ

「疲れすぎて眠れぬ夜のために」 内田 樹 

の2作品をチョイス。

 

最終選考まで、日程余裕はあるので読んでみようということになりました。

当然、2冊とも未読です。

 

この場で提示される本は、ほぼ間違いなく面白い?ことが多いのです。(タマにハズレ?もありますが)

知らないことはタクサンあるし、少しでも知りたい。

本で知ることが叶うテーマも数多くあるし、一部を知ったことで、さらに深淵をのぞきたくなりこともあります。

 

もっと昔からタクサンの名作と言われる本を読んでおけば・・・と思うことも度々。

遅ればせながら読んでいる作品もあるが、興味深そうなモノも次々と発刊されていきます。

知的好奇心・・・というとエラそうな感じだが、知りたいことが山のように、海のようにあるのでした。

それだけ、何にもワカランちゃん。


天下 家康伝

天下(てんが)家康伝 上下 火坂雅志 著

新聞書評欄で紹介されていました。

久しぶりに読む歴史物で、著者の遺作になる。

文庫になってから読むか~と、ミミッチィことも思ったが早く読みたい!が優って、一気読みしました。

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本書の家康は、老獪な狸オヤジではなく、勇敢な武将でもなく、いく度も生死の境を渡り、親族や家臣の裏切りにも遭い、信長・秀吉の理不尽な扱いにも、ひたすら耐え抜いた結果、「天下統一」を果たすところで結ばれます。

 

天下は天下之人の天下にして、我一人の天下とは思うべからず、国も又、一国之人の国にして、一人の国にはあらず 『武野燭談』

我天下を治むる事は、武田信玄と石田治部少輔両人の御影にて、かようになりし 『老談記』

天我に天下の柄をあずけ給えり。政道もし邪路に変せば、天必ずこれを取り返し給うべし 『塩尻』

 

勝った者、滅びた者、すべての人間の思いが結実したのが「天下」~民が安心して暮らせる太平の世である。

 

テンポよく読み進められましたが、以前読んだことのある、「德川家康」 山岡壮八 著 からすると~、やや内容が薄いかな~?とチャベチャベ思ったり。

「德川家康」は昭和の高度経済成長期に描かれた作品です。

「天下 家康伝」は、現代の成熟社会から見る家康なのかもしれない。

凡庸でチョッと頼りなさと優しさが感じられたり・・・と、今までの仰ぎ見る家康像から、親近感を感じる家康像かな~と思ふ。


緑の環境

祝!第66回 全国植樹祭開催 いしかわ2015~。

「木を活かし 未来へ届ける ふるさとの森」

 

何回も記事にしているように、この辺りは緑に恵まれた地区です。

三口新町第一児童公園も樹木の緑が濃くなってきました。

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木陰が心地よい季節。

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扇のモニュメント近くでは、扇ぐような風を感じられる?。

 

このような緑の空間と環境を維持出来るのは、町会が行う清掃活動と、自主的に掃き掃除等をされる、ご近所の方々のおかげです。

感謝~。

 

一大イベントの植樹祭とともに、各地域で行われている緑の維持活動も脚光を浴びてもいいのかな。

しかし、派手に持ち上げられなくても、地道な活動を持続する方が地域にとっては大事か~。

あッ、批判じゃないです。

両方とも大事だということです。


躑躅ヶ崎

パレット前歩道に植えられているツツジが美しい!。

桜のホンワカ~した色合いと違いメリハリがあって、とてもビビッド。

マサに目の覚めるような感じです。

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朝イチに見かけるに相応しいかも。 

残念なことに、植え込みへゴミが投げ込まれていることもあるが、キレイに咲いている間は、それもないだろう~と思いたい。

 

・・・ちょうど読んでいる本に、甲斐の武田家居城である、躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)が登場しています。

パッとみて、いつも躑躅(つつじ)を髑髏(どくろ)と読み違えてしまうのでした。

髑髏ヶ崎館って・・・ホラーか。

 

キレイなワリには、タフで逞しいツツジです。


バラいたぞいや・・・

食事を終えて、フト胸元を見る・・・。

シャツに滲みがタクサン付いている!。

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アッラ~、かいしょむない!。

なんしとらいネ~、ネンネじゃないがに!。

・・・とココロでツイート。

 

こういう事態を予想してハンカチを当てて食べる時もあるが、今回は見事に、うっかり八兵衛。

気を付けていたハズ?だが・・・、食べるのに懸命になってしまったか。

取りあえず濡らしたハンカチで、滲みの部分をつまんで応急処置。

その後、誰とも会う約束はなかったので、そのままで過ごしましたが、な~んか滲みが気になって消極的になりがちかも・・・。

 

ホンに!だちゃかんわ。

ばらいたわ。


本の森

金沢市立玉川図書館さんのご協力を得て、今まで行っていた読書会改め、オープン参加の「KANAZAWA 本の森 読書会」を開催しました。

閉館後の図書館ホールで、課題本について思うところを自由に語り合います。

ただし、人の意見を否定するのはNG。

初参加の方を含め12名の方にお集まりいただきました。

で、今回の課題本は・・・「フランス人は10着しか服を持たない」 ジェニファー・L・スコット著

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実は、3月中から読み始めていたのです。

フランスの上流家庭?にホームステイしたアメリカ人女性の著者が感じた数々・・・。

内容がファッションや美容中心になった中盤辺りで挫折していました。(全般に単調で飽きた・・・。)

読書会当日に残りを斜め読みして臨みます。

 

シーンと静まり返った図書館。

最初は、図書館ということもあって小声での会話が、気が付けば普通に大声?になっています。

概ね皆さんの感想は一致していました。

物を大切に使う、日常の中に楽しみを見出す・・・といった日本や、おそらくヨーロッパの歴史のある国々では普通に行われていること(多分)が、アメリカ人著者にとってはカルチャーショックだったという内容。

現代資本主義社会へのソフトな批判かもしれません。

 

ご参加いただいた方々と図書館の皆さまには、とてもお世話になりました。

ありがとうございます。

次回開催への期待を背負い少々重圧感も・・・。


〇〇〇〇が止まらない

花粉症の時期は去っているハズなのだが、クシャミ・ハナミズが続く時があります。

鼻をかんでもかんでも~止まらない。

寝る時は症状がないので助かっていますが、原因は黄砂?PM2.5?やはり花粉なのか?。

そんなに繊細ではないのですけど。

ホームシック・・・じゃない、ハウスシック症候群・・・なワケないか。

日中の気温差のために風邪気味ってこともありますね。

何れにせよ体調管理を万全にしなけければ!。

暴飲暴食、深夜徘徊、寝不足・・・なんてもってのホカです!。

 

アッ・・・原因はコレか!。

 

 

 


ゴリオ爺さん

作者名だけ知っていて、読んだことがない作品は膨大にあります。

その中の一つ、「ゴリオ爺さん」 バルザック 平岡篤頼 訳

佐藤優が推薦していたこともあり、本書を手にしたものの果たして読み切れるのか・・・の不安が過るが・・・。

本帯コメント、「働いて金持ちになるより資産家の娘と結婚すべき?」が挑発的。

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奢侈と虚栄、情欲とエゴイズムが錯綜するパリ社交界に暮す愛娘二人に全財産を注ぎ込んで、自らは貧乏下宿に住むゴリオ爺さん。

その姉妹の妹に取り入り社交界での栄達を夢見る、同じ下宿の法学生ウージェーヌ・ド・ラスティニャックを始めとする個性的な下宿住人を取り巻く物語です。

優雅に湖面を往く白鳥が水かきを懸命に動かしているように、華やかにみえる社交界も、各人はヤリ繰りには大変なのでした。

ゴリオ爺さんは愛娘のために次々とナケナシの財産を注ぎ込み、やがて心身も衰えていく。

終盤に噴き出る人間のドロドロ面と、愛娘の幸せを最後まで信じようとするゴリオ爺さんの葛藤を描く怒涛の展開に引き込まれました。

 

人間の愚かさを描く喜劇とも悲劇との読み方も出来る。

丁度、読むべきタイミング?で読めた本かもしれない。

自分は登場人物の誰に近いのだろうか?。

読後感がやや重いのでした。

 

150年近く前の話だが、現代でも人間は何も変わっていないのだな・・・。


竹の子の里

金融機関さんの「竹の子会」にちゃべちゃべ参加。

サワヤかな五月晴れだったので、会場の別所まで約1時間かけて徒歩で向かいました。

クルマだと、アッ!という間だが歩くとやはり遠い・・・。

でも、このスピードでないと気が付かない竹林の様子や遠方の山々の緑が新鮮に感じます。

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こんな句碑もありました。

 

さて、お待ちかねの竹の子ザンマイが始まりです!。

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今年は裏年で収量が少ないらしいが産地にはフンダンにあります。

竹の子刺身・煮物・酢の物・天ぷら・味噌汁そして竹の子ご飯のフルコース!。

ポピュラーな竹の子と昆布の煮物は、今年初めて口にするのでした。

子どもの頃はどちらかと言うと嫌いだった煮物だが、齢を経るにつれて好物になっていた。

出来ればトロトロになる竹の子昆布の方がウレシイのだが・・・って贅沢は言えません。

 

会場の竹の子料理店の雰囲気も民宿風で、どこか親戚の家に来たような感じでノンビ~リとしている。

いつも?見てしまいがちな、接客サービスが・・・とか、細かいことは一切気にならない。

他の飲食店にはない独特のオーラを発していますね~。

営業時期が限られるからか、素材の強みなのか、歴史なのか、竹林に囲まれた環境だからか・・・。

 

お世話いただいた皆さま、ありがとうございます!。

旬の味覚を堪能できました!。


ネーミング

旧聞ですが、英国が建造中の新型航空母艦の艦名はズバリ!「クイーン・エリザベス」だそうです。

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豪華客船と同名ながら、コチラは正真正銘の戦闘艦。

同型艦も建造中で艦名は「プリンス・オブ・ウェールズ」だという。

 

・・・最近あった、英国王室の新しいプリンセスと子ザルの名前が同じだから~ドータラ、コータラ~って報道。

日本は平和でアリガタイ国だと思います。

で、一方ではキラキラネームだとか、対抗して?シワシワネームが話題になったり。

それだけ名前は、命名者の思い入れがあるのです(多分)。

 

そして、つくづく平和でアリガタイ日本国なのだな~とやや自虐的に思ったり。


季節感あふれるヒトサラ

旬の味覚ってありますね。

この時期だと、真っ先に思い出すのが、山菜、筍・・・。

それとは別に、季節感あふれる食べ物としては冷麺なんかがそうでしょうか?。

 

で、先日の打ち合わせ兼懇親会でのヒトサラ。

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初夏らしく彩鮮やか!で、食事への期待感を盛り上げてくれます。

ワインも美味い!したがって会話も弾みますね~。

いただいたのは夜でしたが、陽射しあふれるテラス席だとサイコー?。

 

ナカナカ叶わないシュチエーションですが、この画像を見ながら相応しい情景を想像(妄想)するのも、この季節ならではの細やかな楽しみだったりします。

 

これも想像力を高めるためのトレーニング?の一環ということで・・・。


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