月別アーカイブ: 2016年1月
もちつきイベント
2016年1月16日 ブログ
芳斉町の寺院でもちつき大会?があるというので行ってみました。
玉川町~六枚町の間に位置するが、いままで足を踏み入れることは殆んど無かった場所です。
駅近くなので大通り沿いは賑やかだが、小路に入ると、とても静かな住宅地。
用水沿いに建つ、なかなか趣のあるお寺さんです。
美術系のイベント会場として開放されているみたいだが、お寺としての役割はどうなんだろう?。
専従のご住職は不在のよう・・・。
境内に据えられた、かまどでもち米を蒸しています。
皆さん、手際いいです~既に20回近く行われているというが、マッタク知らなかった。
久しぶりに、蒸したてのもち米を食べる、美味い・・・。
他に七輪で焼き鳥を焼いていたり、ぜんざいやとん汁を温めてあります。
参加者同志が、お酒を片手に和気あいあい。
偶然、知り合った、海外でも活躍される芸術家Y氏が主宰するもちつきイベントです。
人びとのつながりを育むのを目的に開催され、そのとおりに様々な人が集まりワイワイガヤガヤ~。
アート系の方が多い?。
寒い時期、外で見る火(焚火)は懐かしくもあり、人びとが輪になって暖を取ります。
お手製?かまどの火を見ていると、身も心も暖かくなる。
直火を見る機会も少なくなっているし、短時間の参加ながら貴重な体験でした。
~宗教行事だけが、お寺の役割ではないのだなァ。
ドレに巡り会えるか?
2016年1月15日 ブログ
日本酒 今年、呑むべき30本~の大特集!。
地酒ブームが全国を席捲中!です。
ワインも同様ですね~。
有名な(~になった)お酒を呑む機会がタマにあり、いただくと確かに美味しい!。
でも・・・普段から呑んでいるお酒も美味しい。
中には、価格や希少価値で味わってしまうモノもあります。
無節操になんでもかんでも、すべて美味しくいただいています。
結局は、誰と・何を・いつ・どこで・なぜ・どのように~が美味しさの要素なんじゃないかな~と、チャベチャベ思う。
モチロン、健康体であることも。
また、石高が小さい酒蔵のお酒が、このように紹介されてしまうと注文が殺到して、従来からの地元客に行き渡らないことがあると聞きます。
有名になった故の功罪。
全国津々浦々に地酒があるということは、その土地の味と文化が、それだけ多くあるということ。
その土地へ行って味わえば、すべてにおいて調和がとれていて最高に美味しくいただけるでしょう。
・・・と、わかっているつもりだが、特集記事を見て、ドレが美味そうかな?・・・と思案ちう。
只の呑兵衛・・・。
さては、南京玉すだれ~
2016年1月14日 ブログ
♪ アッさて、アッさて、さては南京玉すだれ~チョイと伸ばせば~
阿弥陀如来か釈迦牟尼か後光が見えれば、おなぐさみ~
阿弥陀如来が、お目にとまれば元へと返す 元へと返す~
アッさて、アッさて、さては南京玉すだれ・・・
見る機会がありそうで、なかなか見ることがない大道芸 「南京玉すだれ」を拝見。
独特の口上とお囃子で楽しい♪。
南京~だから中国発祥かと思ったら、意外や意外、富山県のこきりこ節に由来するという。
そして流派があり、コチラは「加賀森田流 南京玉すだれ」だそうです。
定番?の浦嶋太郎の釣竿から、北陸新幹線やひゃくまんさんまで~ご当地ネタや流行モノも取り入れられていてオモシロイ。
アッさて、アッさて、さては南京玉すだれ~チョイと返せば~チョイと伸ばせば~チョイとひねれば・・・。
「南京玉すだれ」は、いろんなモノに様変わりします。
見る側も、想像力と多少の誤差?を許す広い気持ちが求められる、日本ならではの大道芸。
1Q84 BOOK1
2016年1月13日 ブログ
昨年末に新古本コーナーで見つけて購入するも、今まで積読状態だった2冊。
1Q84 BOOK1 前編・後篇 村上春樹
そろそろ読んでみようかな?と、一昨日から読み始めました。
なんだかフワフワしたような、地に足が着いていない展開は、村上ワールドのお決まりなのか?。
・・・しかし、気が付いたら文庫の1/3くらいは進んでいた。
その翌日に前編を読み終え、後篇に取りかかり~アッという間に終了。(読みやすい。)
ドップリ、村上ワールドにハマっていた・・・。
すぐさま、購入した新古本コーナーへ出向き、残りの1Q84 BOOK2 前編・後篇、1Q84 BOOK3 前編・後篇を購入です。(550円~600円の文庫本が半額でした!。)
全6巻もあるとは知らなかった。
恋愛、大人のメルヘン?、何処かにある閉鎖された場所、謎の人物、幻想・・・、これまで、村上作品は2作品(海辺のカフカ ・ ノルウェイの森)しか触れていないが、同様のモチーフ&展開かと思います。
あまり期待せず、安価で入手、意外にオモシロイ・・・得した気分?でサラに面白く読めている。
しかし、ハマり過ぎると、現実と物語の境が不明瞭になりそうな気がします。(このヘンが、1Q84的?)
特別な一品
2016年1月12日 ブログ
新年会シーズン真っ盛り?。
この時期にしか食べることが出来ない、スゴイご馳走だと思っていた料理が「茶碗蒸し」です。
茶碗蒸しは調理に手間もかかるし、普段は使わないフタの付いた茶碗を使うので、お正月や特別なことがない限り食べることが出来なかった・・・。
・・・と、このような子どもの頃の記憶が、大きく影響しています。
特別な思い入れのあるスペシャルな料理が~茶碗蒸し。
タマ~に、宴席でお目にかかる機会もありますが、ゆっくりとは味わえない状況・・・。
そして、もっと大きな茶碗で思いっきり食べてみたい!との思いを、以前から心に秘めていました。
そういう話を自宅でしていたら・・・。
茶碗ならぬ~小さめの鍋に収まった茶碗蒸しが登場!。
Bravo!大歓喜 ♪。
ただし、中の具材は銀杏や麩・鶏肉・エビなどはなく、お餅のみです。
それでも、ふわトロ~で、大満足!これは毎日食べても飽きない。
面倒だと思い込んでいた調理方法も、蒸し器を使わず簡単に仕上げるテクニックがあるそうな。
・・・うれしさのあまり、とても手前ミソなことを書いてしまいました・・・とさ。
フォーサイスの日
2016年1月10日 ブログ
「シェパード(THE SHEPHERD)」 フレデリック・フォーサイス 篠原 慎=訳
表題を含め3編が収録された短編集。
有名な作家さんですが、初めて読みました。
オモシロイ!。
もう絶版になっていますが、手に汗握り~ハラハラ・ドキドキしながら、アッ!と言う間に読み終える。
「ブラック・レター」は、おそらく誰でも持っている願望(!)を実現したが為に、トラブルに巻き込まれてしまうのだが・・・。
「殺人完了」では、拳銃の隠し方と運搬方法が、スパイ映画を見ているような細かさで描写され、そのオチがなんとも・・・。
そして表題の「シェパード」は、自らヴァンパイア戦闘機を操縦して、極寒の(それも深夜!)北海上空を彷徨っているかのようです。(夢に出てこなければいいが・・・。)
ヴァンパイアがシェパード(牧羊犬=救援機)のモスキートに導かれて・・・。
デ・ハビランド ヴァンパイア
デ・ハビランド モスキート
マニアック?な飛行機が登場するのもイイです。
直球勝負のスパイ・アクション小説。
複雑な展開は一切ナシで純粋にオモシロイ。
各編とも話の中にどっぷり浸かれますが、短編だから現実復帰は容易です。
もし長編だったら・・・。
〇〇の丸かじり
2016年1月8日 ブログ
東海林さだお~「ホットドックの丸かじり」「どら焼きの丸かじり」の丸かじりシリーズを続けて読みました。
・・・というか、好きなところから読めばいいので、すぐ読めてとても、お気楽。
しかし、食べ物の深いトコロを衝いているのでオモシロイ中にもウンウン!唸ってしまいます。
何故か?、ホットドックの方から読み出すのでした。
一番目に紹介される「正月にピリオド鯛茶漬け」は、1月14日に食べるのだそうです。
でも、これはスグにでも食べタイ!。
「別盛りカツ丼は夢か」では、カツ丼の御飯とトンカツと卵と玉ねぎの煮汁を別々にしてもらうことで、カツ丼の楽しみ方が倍増!~なんて思いつかなかった。
問題は叶えてくれるお店が、あるかどうか?だが・・・。
「コロッケそばの流儀」で紹介される「コロッケそば」を是非食べてみたい!。
コロッケを買ってきて乗せればいいだけだが、おそらく、そばメニューにマッチするコロッケがあるハズ?。
また、そばつゆも同様なのではないか?との思いがあります。
オリジナルのメニューは何処・・・。
このシリーズは読んでいると、とてもお腹が空いてきます。
特に夜中に読むと、ホント危険です!。
歴史ロマン
2016年1月6日 ブログ
「蘇我氏の古代」 吉村武彦
日本古代史に登場する、平城京を始めとする都や古墳が好きです。
上手く説明できないが、太古の時代に、人力だけで巨大な造作物が作られた・・・ということに、驚きと不思議さを感じるのです。
だから、本書が新刊案内で目に付いたのかもしれない。
蘇我氏というと「大化の改新」で中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)と中臣鎌足(なかとみのかまたり)によって滅せられた~と習った記憶があります。
権勢を揮い国政を思いのままにしていた~ということで、悪者扱い。
しかし、蘇我入鹿(そがのいるか)に代表される本宗は排除されたが、蘇我氏傍流はその後も国政に参画していたようです。
古代の人名は長く読みづらい上に、本書の読者はコレくらいは知っているだろう~を、前提に書かれているような感じで、途中で混乱・・・、かなり手こずりました。
蘇我氏や物部氏の氏は、現在の氏名とは違い当時の職位も表していたという。
ナントカ~読み終えて感じたのは・・・、蘇我氏は次第に歴史から消えて行ったが、古代から国政の中心には主流となる一族がいるということ。
蘇我氏~藤原氏~平家~源氏、そして、源氏の流れから德川家。
近代になってからは、どうなのか?。
名字はいろいろあって分かりづらくなっているが、〇〇氏や〇〇家の流れというのがあるのかも。
そして、栄枯盛衰も。
また、現在を生きる一般人の我々にも、太古の時代から先祖がいたわけで、世間の末端でありながらもチャンと永続している。
国の中心で活躍しなくても、それぞれに活動の場があり、大事な役割を負っていた結果として現在があるのかな~、なんて思ってみたり。
上野町中丁
2016年1月5日 ブログ
小立野旧道はそんなに有名ではないが、昔ながらの町家が立ち並んでいます。
今でも住居として利用されていて、クルマ通りの少ない時間帯に往時の様子を思い浮かべてみるのも楽しい。
善光寺坂を上りしばらく進むと、その町家は素敵にお正月バージョン化されていました。
季節ごとに飾りがされています。
今回は金沢商家のお正月風景?。
貸しスペース(有料)として使われているようです。
一応、ご商売なんでした。
マジマジと見るのは初めて。
今では裏通りとなっていますが、そういう場所にコソ~キラリ!と光る存在あり?。
商売としては良くないが、あまり、有名になってほしくない所です。
初売り考
2016年1月4日 ブログ
本日あたりから正月気分も明けて、日常に戻るという方が殆んどではないでしょうか?。
安楽な日々は、アッという間に過ぎ去ります。
また、年末年始が仕事だった~という方は、これからが正月休みかも。
あまり大きく取り上げられていませんが、大手百貨店の一部店舗で例年2日の初売りを3日に後倒しする~との報道がありました。
接客サービスを重視する自店やテナント店舗の労働環境改善の一環のようです。
24時間営業~元旦初売りが普通になっている時代に、一石を投じる結果が出るかどうか?。(出た?。)
数字の結果より、人材確保が深刻になってきている現れかもしれません。
先日、訪れた某飲食店でも提供時間が普段よりかかっていました。
飲食・小売サービス業の人出不足感は地方都市でも深刻になりつつあるようです。
ちなみに、当パレットは2013年から3日初売りです。
時代を先取りしていた?。
初売り
2016年1月3日 ブログ
初売りです。
新春朝礼にて~。
あけましておめでとうございます。
昨年中は、お世話になり誠にありがとうございました。
昨年は北陸新幹線開業効果に湧いた年でした。
多くの人々が金沢を訪れました。
ただし、その様々な影響は金沢駅周辺から観光地に限定されたものだったと思います。
幸か不幸か、パレットはその外部環境変化の恩恵をほとんど受けていません。
しかし、ここ10年間の外部環境変化でいうと、山側環状道路整備と、伴う競合店出店による影響は確かに出ています。
しかし、「犀川大通り」という幹線道路沿い、そして住宅地内にあるというパレットの立地での優位性は揺るぎないものです。
さらに、現在、小立野の旧金大工学部跡の整備が進んでいて将来、金沢美大と県立図書館の移転が決まっています。
市内の文教地区としての整備は益々、立地の優位を高めてくれます。
このように恵まれた環境にあることを再認識しつつも、それに安住することなく、地域のお客様やテナント様との相互信頼の関係を築き、これからも愛顧いただける地域共生型の商業施設づくりを目指したいと思います。
本年もよろしくお願い致します。
ありがとうございます。
~カミカミにならずにスピーチできたでしょうか?。
「食」の奥深さ
2016年1月2日 ブログ
お正月は、普段よりご馳走を食べる機会が多いです。
現在は家庭で作った料理よりも、ホテルや有名料理店のお節料理が巾をきかせていますね~。
子どもの頃は好きではなかった、棒だら、数の子、昆布巻き~の美味しさに気が付いたのは、いつ頃からだろうか?。
でも、棒だらやニシンを炊く時の匂いが嫌いだったなぁ~。
今となっては懐かしい思い出です。
・・・そう思いながら読んだのが、「被差別のグルメ」 上原善広 著 でした。
アブラカス、サイボシ、ゴシドリ、鹿肉、イラブー、ホルモン・・・。
鹿肉、ホルモンは分かるが後は?。
アブラカスは牛腸を炒り揚げたモノ。
サイボシは馬肉燻製。
ゴシドリは池にいるカメの料理。
イラブーは沖縄(それも離島)のウミヘビ。
差別されてきた人びとが生きる場所には、そこでしか食べられないグルメがある。
無名で、見た目もよくない、でも、これほど美味しい料理はない・・・。(本書カバー)
生まれ育った地域の食文化は、故郷の味、おふくろの味・・・と言われます。
本書で紹介されるのは、社会の表面には出てこない味~「差別される料理」の数々。
他所者を寄せ付けない独特な風味と味。
高タンパク、高カロリー。
一般地区では食べない食材の利用。
これこそが本当の「ソウルフード(魂の料理)」。
著者はマイノリティであることをカミングアウトし、日本各地のこのような食文化を紹介して、いわゆる「差別」と戦っているのだと思います。
いろいろある料理の一部を「ソウルフード」と区別することは、すでに差別感に基づいている。
興味深く読めましたが、残念ながら紹介されている料理はどれも食べたいとは思わなかった・・・。
鹿や馬は食べたことはあるが、苦手です。
ホルモンもあまり得手ではないし・・・。(ホルモン=放るもん、ではないそうです。)