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一人まち歩き

花粉Maxの中、一人まち歩き。

金沢大学付属病院横~宝円寺木曽坂を下る。

初めて、この辺りのダイナミックな地形(個人的に思う)を、知ったのは2年前

今回も、その時の驚きそのままに辺りを見渡しながら歩きます。

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兼六園近くに出る八坂を見上げながら、しばらく行くと、これまた驚きの発見だった賢坂橋と側の石垣に、2年ぶりの再会。

賢坂辻から兼六園下に向かい、誘われるように途中の横道に入ってみる。

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クルマが、やっと通れるような道路に設けてあるのは臨時の融雪ホースです。

コレはなかなかのアイデア!。

町内会でやったのか、有志を募ったのか?。

雪捨て場が無い、市街地ならでは方法ですね~。

こんな発見も、まち歩きの楽しみです。 


保安官

「スカイマーシャル(空の保安官)」という言葉を知りました。

ハイジャック対策で拳銃を持ち、密かに旅客機に乗っている武装警官のことらしい。

当然ながら、どの便に何人乗っているとかは不明で、スパイ小説やその手の映画さながらです。

航空機に限らずに、あらゆる交通機関や施設に密かに配されるようになるのか?。

 

また、先日、行われた東京マラソンでもランニングポリスやサイクルポリスが参加していました。

なんだか物騒な時代になっています。

警察官もなにかとタイヘン。

経済だけではなく、治安もグローバルスタンダードになりつつある?。

そして、今や、至るところに監視カメラがあるのは当たり前の風景。

 

監視社会~ディストピア小説を連想・・・現実もフィクションも境界が無くなってきました。


春の宴と縁

ご縁あって、季節感満載の器に盛られたお料理の数々を堪能。

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お料理も季節の素材が盛りだくさんで、お腹の中は既に春爛漫。

金沢ってイイところやわ~をシミジミ感じます。

しかし、その後の用件のために、ノンアルコール飲料しか飲めなかったのが残念でした!。

 

用件終了後、帰ってみると・・・ここにも「春」がありました。

先日の会合で隣席だった方から~春の贈り物です。

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早速、いただくことに~。

桜色のラベルように、口の中も百花爛漫~。

再び、「春」を堪能しました。

 

Sさん、誠にありがとうございます!。


モナドの領域

「モナドの領域」 筒井康隆

 

モナド(Monad)とは何ぞや?。

哲学の概念らしいが、ネット上にある解説を見ても~サッパリ分かりません。

 

本書を読んで自分なりに理解したのは、空間や範囲で発生したり起こること全てを司る「何か」のことか?。

実態は無く、時間も司り(空間内に存在するモノは、ソレの状態も含め何もかも想像すら出来ない。)神とも宇宙意志と言うこともある~「何か」。

そこには存在しない存在?。

こうやって書いていても分からなくなってきますが・・・。

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本書帯前面に「わが最高傑作にして、おそらくは最後の長編」~とあるようように「何か」を超越しています。

・・・河川敷で発見された片腕、美貌の警部、不穏なベーカリー、奇矯な行動を繰り返す老教授・・・

平凡な日常が突如かき乱された街に<GOD>は降臨し、すべてを解き明かしていく・・・。(本書帯裏面)

 

ユーモアを超えた?毒舌を駆使する、老練な「ぶっ飛んだ」筒井節が楽しめました。 

そして、ニヤニヤ~しながら本書を読み切ったのでした。

 

・・・それは、読まないと分からない「何か」があるから。


弥生 朔日

思いがけず(アセル!)、吹雪の朝じゃないか!。

 

過日、久しぶりに日中の浅野川河畔を往く・・・。

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気温は7度くらいと低いものの、風はなく陽の光が暖かいのです。

女川(浅野川)と例えられるように、のんびりとした時間と川の流れが感じられる。

有名観光地だが、時間帯によっては人もまばらです。

そのことで何気ない日常の営み~静けさが、なおさらに強調されている。

観光地のオフタイム。

これは、地元に居ないとなかなか感じられない貴重な瞬間かも。

 

だんだんと暖かくなってきて、いろいろ歩き回る機会も増えてくる~弥生(三月)の始まりです。

歩かなければ・・・。


如月 弐拾九日

4年に一度の閏日に記事を書けて良かった~次の2月29日まで書き続けられるか?・・・。

・・・と書いた2012年2月29日の記事

気が付けば、続いていたのでした~ヨカッタ、良かった!。

そして、同時に次の目標が出来ました。(4年後・・・)

まぁ、あまり意識せずにこれまで通り、ムタムタと日々書き綴っていきませう。

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名残り雪画像・・・。


時の流れに、身をまかせ~

第154回芥川賞受賞作 「死んでいない者」 滝口悠生

異類婚姻譚」から続けて読んでみる。

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タイトルは、亡くなっていなくなった人ともとれるが、内容からすると残された人々。

お通夜の席の~コレって、あるある~を集めたもの?。

お通夜の席~終了後の出来事から、集まった親族や近所の人々の回想からなります。

シンミリした内容かなと思いきや、リズミカルでテンポのいい展開が今風。

 

・・・押し寄せては引き、また押し寄せてくるそれぞれの悲しみも、一日繰り返されていくうち、どれも徐々に小さく、静まっていき、斎場で通夜の準備が進む頃には、その人を故人と呼び、また他人からその人が故人と呼ばれることに、誰も彼も慣れていた。

人は誰でも死ぬのだから自分もいつかは死ぬし、次の葬式はあの人か、それともこちらのこの人かと、まさか口にはしないけれども、そう考えることをとめられない。

むしろそうやってお互いにお互いの死をゆるやかに思い合っている連帯感が、今日この時の空気をわずかばかり穏やかなものにして、みんなちょっと気持ちが明るくなっているようにも思えるのだ。・・・(冒頭部)

 

実際、こういう時しか顔を合わさない親戚っているかも。

上手く?周囲に合わせながら、お互いに誰だっけ?と思っているでしょう。

集まる全員が同じ様な境遇とは限らず、様々な人生模様が赤裸々に現われることもある。

 

仏事は、故人のお導きによって親戚縁者が集まる機会・・・と法話で聞いたことを思い出しました。


禁断の味覚

禁断の味覚・・・深夜のラーメン。

金沢では絶対~ほとんど食べることはありません。(・・・断言、出来ない面もチョッと。)

しかし、県外出張時にはタマにはいいか・・・と、夜中にラーメンと対峙することが・・・。

 

新宿の有名な、とんこつラーメンのお店を訪問しました。

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深夜0時近いのに行列が出来ています。

外国人観光客が多い。

行列に並ぶことと、夜中に食べる〆のラーメンは日本の食文化として見られているのか?。

アトラクション感覚なんでしょう。

 

好みで味の調整ができますが、初めてなのでオール基本でオーダーです。

ウン、確かに美味しい!。

滅多にない禁断の味・・・ということもあり、よく味わって食べた為かも。

 

カウンターのみで席ごとに折り畳み可能な仕切り板があります。

隣を気にせず食べることに専念するためのようですが、見ようによっては監獄の食事風景のようにもみえる。

 

当然ながら~、お腹いっぱいになり、なかなか寝付けません。


2月26日

2・26事件のことではありません。

 

2011年2月26日に初めて拙記事を書いてから、丸5年が経過しました。

一時、毎日更新の中断がありましたが、一日に複数記事を書き込むことで、なんとか記事数は確保?しています。

日々こころのつぶやきや見聞きしたことを、何の脈絡もなく思いつくままに綴っています。

小難しいことを書かないことが、今まで続いたポイント。

個人日記や記録にもなり、ふり返ることで赤面したり反省したりを繰り返す。

しょーもない内容でも、文章にしたことで記憶に残り、あらゆる場面で会話ネタになっていることは数少ない利点の一つ。

 

今後も出来る限り、日々連続に更新していきたいですね~。


異類婚姻譚

第154回芥川賞受賞作 「異類婚姻譚」 本谷有希子

石川県出身作家の話題作・・・ということで読みます。

作者曰く、「”ちゃんとしていない小説”を、ちゃんと書いてみようと思いました。」~の結果が受賞。

優秀な方は違うな~。

 

・・・ある日、自分の顔が旦那の顔とそっくりになっていることに気が付いた。・・・

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どこにでもあるような、何の変哲もない普通の生活風景に潜む、「美女と野獣」のようなファンタジー、またはオカルトチックな現代のお伽話。

サンちゃんとその旦那のような夫婦はどこにでもいると思う。

ペット、近所付き合い、食生活・・・も至って普通。

小説のポイントは「普通」なのでしょう。

そして、作者の現代社会への警告かも。

 

食事場面が多く、読んでいるとお腹が空いてきました。

でも、ラスト近くの揚げ物は美味そうだけど止めておきましょう。

「正体」が現われてしまいますから・・・。


この時期に甦る記憶・・・

時事&硬派ネタです。

2月23日 北陸中日新聞「中日春秋」に、英国政府が33年前に作成したという第三次世界大戦勃発を想定した、国民向けのエリザベス女王の演説が紹介されていました。

 

訳文がネット上にあったので・・・。

 

~私が以前みなさんにお話ししたのは、3か月ほど前、クリスマスの団欒のさなかでした。

過去から未来へとつながる世代の間の絆に思いをはせていました。

戦争の恐怖は遠く、私と家族は我が英国連邦とクリスマスの喜びを分かち合っておりました。

 

今、戦争の狂気が世界を蝕むなか、勇敢なる同盟国は再び立ち上がりました。

1939年、あの運命の日、私が妹と子ども部屋でラジオから流れる私の父の言葉を聴きながら感じた哀しみと誇りを忘れることはないでしょう。私自身もこの務めを担う日がくるとは、夢にも思いませんでした

私たちの前にある危機は、私たちの歴史の中で見たこともないくらいに強大なものです。

私たちの敵は、ライフルを構えた兵士でも、私たちの街の上を飛ぶパイロットでもなく、使い方を間違えた技術です。

いかなる恐怖が待ち受けようとも、今世紀、自由への脅威を二度までも払いのけた私たちの力は、今も私たちとともにあります。

夫と私は、我が国のために戦うすべての息子や娘、夫、兄弟への憂いを共に感じています。

我が息子アンドリューも今この瞬間、彼の部隊と共にあります。彼とそしてすべての兵士達の安全を祈ってやみません。

未知の敵への、最も強固な守りとは、まさにこの家族の緊密なる絆にほかならないのです。

我らが団結し、決心し、弱く孤独なものを守ろうとするなら、私たちの生存の望みは決して砕けることはないでしょう。

かように、私のメッセージは単純なものです。

弱きものを助け、家なきもの・孤独なものをいやし、あなたの家族が希望と命を必要とするものの焦点となりますように。

新たに現われた悪に対し、共に戦う数多の兵士達と国に祈りを捧げましょう。

神のご加護があらんことを。~

 

同様に、非常時のスピーチとして、日本では5年前の原発事故で首都圏に於いて大規模避難が必要になる事態に備えて秘密裡に首相談話が準備されていたという。

 

これは北陸中日新聞2月20日朝刊一面記事にありました。

大スクープだと思いますが、あまり話題になっていません。

幸いにも陽の目を見ることの無かった、この草案がネット上にありました。

「・・・いたわり合い、支え合う精神で、どうかこの難局を乗り切っていただきたいと願います。・・・」

 

~当時のなんとも言えない、背筋が薄ら寒くなるような記憶が甦る。


国権最高機関の建物

視察2日目は修学旅行みたいな~国会議事堂見学。

でも、初訪問なので楽しみだったりします。

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議事堂周辺の街並みはキレイですね。

街全体がデザインされているというか・・・、人工的な美しさがあると思います。

日本で一番美しい街並みかと。

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80年前(1936年完成)の外観はそのままだが、完璧なメンテナンスが施されている日本国を代表する建物。

内部は撮影不可なので、今まで映像でしか見ることのなかった重厚感あふれる議事堂内の雰囲気を脳裏に焼き付けます。

 

また、議事堂やその周辺を行き来する人たちを見ていると、皆さん自信に満ち溢れているように感じる。

モットも、そうじゃないとココでは働けないでしょうね。

見学に来たダケの僅かな滞在ながら、国政に関わっている?という思いが過ぎりました。

この場所にいるだけで、自分の存在を実際より過大に感じさせ、惑わせる「何か」がココにはあります。

カン違い、しないようにしなければ・・・。

 

そして、一番?楽しみにしていたのがコチラ↓↓↓。

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ココでしか食べられない吉※家特製すべて国産食材使用の高級牛丼!。

美味い!。

実際は重箱で提供されるそうですが、持ち帰り用でいただきました。

庶民的なモノも特別な食べ物にしてしまう、議事堂マジック?。

人が作り出したモノなのか、その場所が本来持つパワーなのか?。

 

やはり、ココには得体の知れない「何か」が存在する・・・。


YOKOHAMA

金沢市商店街連盟青年部の視察に参加。

10年ぶりくらいに横浜を訪れました。

青年部らしく?タクシーを除く公共交通機関を乗り継いで、目的地へ向かう。

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スカッ!とした青空の下の高層ビル群!。

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港・街・海・空が一体となっている~。

絶好の視察(・・・観光)日和です!。

ベイエリアということで華やかな商業施設が多くあるが、個々の施設ではなく、エリア全体を見ています。

以前に訪れた際とは、その目的も違うが、目線が違っていますね~。(多分・・・年をとったか・・・)

 

しかし、ココでの真の目的は一つ!。

「横浜中華街」。

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通りに軒を連ねる、多くの中華料理店の中から一店を選ばなければなりません。

中華料理のハシゴは無理ですから。

建築設計士Aさん、飲食店オーナーOさんとワタクシの3人で行動。(なんとなく店選びのエキスパート揃いに見える?~。)

各人の、お店に対する目利き・嗅覚を総動員?してお店をチョイスします。

その結果、味覚はモチロン、価格・提供時間・居心地の良さに於いてオールクリア!。

昼間の紹興酒は美味い・・・。

 

・・・結局は、スグに座れそうな店・・・を選択基準にしていたダケでしたが・・・。


金閣寺

「金閣寺」 三島由紀夫

美しい星」を読んで、作家に興味が湧いたので読んでみました。

何故か?最初のページを開くまでに抵抗感があります。

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主人公の溝口青年にとって、美しく崇高な存在の対象である「金閣寺」は、美しい故に自らの手で、更に美しい炎を纏わせる必要があった。

自らの理想や思いを実現するためには、何かを破壊・消滅させなければいけないのか・・・。

それは、自分自身ということもあり得る。

ハンディを背負う、屈折した青春小説?。

否、心の内面をえぐり引きずり出すような、激しいキツイ描写の連続でした。

そして描かれているのは、人間誰しも持っている顔なのでは・・・と思ふ。

とても興味深く読めましたが・・・疲れます。


青壮年部健在

町内青壮年部新年会に参加しました。

青壮年部・・・といっても最高年齢は65歳と、もうじき敬老会入り目前の方も、多数いらっしゃいます。

20~30代の部員もいるのだが今回は欠席なので~、この中では若手の部類か・・・。

本当の若手は、なかなか~オッサンばかりの集まりには出にくいのでしょうかね~。

もっとも、自分もそうだったのですが。

 

現在の犀川大通りが開通する以前の田や畑ばかりの風景やった・・・といった過去の話にへェ~と頷きます。

また、旧工学部跡地に出来る美術工芸大学や県立図書館といった崎浦地区の未来の話に期待がふくらみます。

特に図書館については、全国的にも注目を浴びるようなモノになるというウワサもあるようだが・・・あまり過度の期待は持たない方がいいのかな?。

リアルな若手も混じり地域の未来を語れば、益々地域への愛着度が増し、青壮年部活動の担い手育成にもなります。

その意味でも、このような機会が増えればいいな~と思う。

金沢のような「田舎」の最大の強みは、地域内の世代を超えたヨコのつながりです。


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